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第4章 最初で最後の？別れ話

数年後、結婚したスティーブと鈴音ママ。

そう、ダディとママは愛し合ってしまった。ママは工作員を辞めて、ニューヨークに残りダディとの生活を選んだんだ。

でも、またカルテロが現れた。ダディと、その頃パートナーだった匠は、カルテロについて調査を再開。でもすぐに、あたしが誘拐されてしまった。ダディと匠が助けに来てくれたけど、それがきっかけで、ダディは本格的に命を狙われ始めた。

カルテロから逃げまくっていても、限界がある、と感じたダディとママは、あたしと美衣を匠に託して、カルテロに命を投げ出した。



その頃、10歳だったあたしには、そんな深い陰謀があったことなんて知らなかった。それでも、何かおかしいって思ったんだ。だから、匠に依頼した。両親の仇を討って欲しいって。