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第35章 御奉仕

濡れた滑りを利用して、手が、ゆっくりと扱きあげる。壊れものを扱うように、優しく丁寧に…


そして、その隙間を狙うように、竿とは呼べないその形成されない部分に口づけをするのだ。

ﾁｭｯ…ﾁｭｸ…ﾁｭﾎﾟﾝ…

唇や舌を使い、愛しい人との口づけのように愛撫する。

愛されている。
そう感じたときに、全身に性感が駆け巡った。

｢嗚呼、凄くいいよ。気持ちいい。｣

｢良かったです。｣

私を見上げて言う彼女の口元は優しく微笑んでいた。