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*。:゚+ 小鳥遊 医局長の恋+゚*。:゚
第2章 告白
「ホテルが嫌なら、今度、僕のマンションに来て話そう」

…どっちも嫌じゃ!

ふと個室の前にある、ナースステーションのPC前に座っていた小鳥遊と冬は目が合った。

「小峠先生,来月の当直のことでお話があるんですけれど…ちょっと良いですか?」

小峠は、小鳥遊に聞かれていたかも知れないと、焦った様子。

「小峠先生は、もしかして月性さん狙いですか?実は僕もなんですよ」

冗談とも本気ともつかないことを言うと、小峠を連れ出した。

…ああ もう心臓に悪いよこのシュチュエーション。

去り際に小峠は、懲りずに冬に言った。

「僕は,月性ちゃんと付き合えるなら、関係を公にしても良いと思ってる」

小鳥遊もそれを聞いて苦笑い。

…だが 断る。

「そんなことしたら,恋人が沢山いらっしゃる小峠先生が困るんじゃないでしょうか?」

「はいはい…痴話喧嘩はそこまでにして…小峠先生…。」

小鳥遊はなだめる様に小峠を個室から連れ出した。小鳥遊を味方に付けた以上、怖いものはなかった。

…言いたいならどうぞ。誰も信じないと思うけど。

今まで一度だって浮いた話は無かったし、小峠と噂になったとしても誰も信じないと冬は確信していた。





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