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*。:゚+ 小鳥遊 医局長の恋+゚*。:゚
第17章 疲労困憊
突然師長と看護部長に呼び出された。
「後で、院長室に一緒に行くので。」
師長が言った。
「月性さん何か悪いことでもしたんですか?」
ナースステーションで皆にふざけて聞かれた。
「何も…。」
小鳥遊と今泉のことがあるので、後ろめたさもあった。
…もしかして…その話?
顔では平静を装っていたが、内心ドキドキしていた。
「今度うちの病院で、インドネシアからの実習生を受けることになったの。今年の12月頃で今の所3日間の予定です。そこで英語が話せるあなたに病院病棟の案内をして欲しいんですけれど、大丈夫かしら?」
看護部長が言った。
「はい…それは大丈夫です。人数はどのくらいですか?」
「今の所6-8人になるそうだけれど、通訳と案内冊子を作ってほしいの。担当者の人は日本語が少し出来るんだけれど、英語の方が良いらしくって、その人との連絡調整などもして下さい。まあコーディネータ兼通訳ね。」
…マジですか。
「電話でもメールでも良いから連絡を取り合って、相手の希望などが判ったら、私達に教えて欲しいんだけれど。」
面倒くさい事になって来たぞと冬は思った。
「他に医療系の通訳をつけたりとかはしないんでしょうか?日常会話なら大丈夫ですけれど、医療英語はちょっと怪しいものですから。」
間違いがあったら大変だ。
「そういうことも全て調整をお願いします。小鳥遊医局長には私から直接お願いしますから…。」
…それを人は丸投げと呼ぶ。
後で資料を渡すからあとで部長室に来てくれる?と言われ私は病棟へ戻った。病棟に戻ると皆に聞かれた。
「うーん…なんか雑用係だった。」
冬は笑った。病棟へ戻って来て業務へ戻ろうとすると
「月性さん…看護部長室へ来てくださいって部長が…。」
冬は部長室へと戻った。
「担当者の連絡先と、これが資料ね。週に一度は進行状況を師長か私に報告して頂戴。」
「判りました。」
「それから…月性さん…あなた何年目だっけ?そろそろ主任試験受けてみない?」
…え…。
「脳外病棟は今主任不在でしょ?だから丁度良いと思ったんだけど。」
「はい…。」
「考えておいてくれる?試験は秋か冬になるから。頑張ってね頼りにしてるわ。」
「後で、院長室に一緒に行くので。」
師長が言った。
「月性さん何か悪いことでもしたんですか?」
ナースステーションで皆にふざけて聞かれた。
「何も…。」
小鳥遊と今泉のことがあるので、後ろめたさもあった。
…もしかして…その話?
顔では平静を装っていたが、内心ドキドキしていた。
「今度うちの病院で、インドネシアからの実習生を受けることになったの。今年の12月頃で今の所3日間の予定です。そこで英語が話せるあなたに病院病棟の案内をして欲しいんですけれど、大丈夫かしら?」
看護部長が言った。
「はい…それは大丈夫です。人数はどのくらいですか?」
「今の所6-8人になるそうだけれど、通訳と案内冊子を作ってほしいの。担当者の人は日本語が少し出来るんだけれど、英語の方が良いらしくって、その人との連絡調整などもして下さい。まあコーディネータ兼通訳ね。」
…マジですか。
「電話でもメールでも良いから連絡を取り合って、相手の希望などが判ったら、私達に教えて欲しいんだけれど。」
面倒くさい事になって来たぞと冬は思った。
「他に医療系の通訳をつけたりとかはしないんでしょうか?日常会話なら大丈夫ですけれど、医療英語はちょっと怪しいものですから。」
間違いがあったら大変だ。
「そういうことも全て調整をお願いします。小鳥遊医局長には私から直接お願いしますから…。」
…それを人は丸投げと呼ぶ。
後で資料を渡すからあとで部長室に来てくれる?と言われ私は病棟へ戻った。病棟に戻ると皆に聞かれた。
「うーん…なんか雑用係だった。」
冬は笑った。病棟へ戻って来て業務へ戻ろうとすると
「月性さん…看護部長室へ来てくださいって部長が…。」
冬は部長室へと戻った。
「担当者の連絡先と、これが資料ね。週に一度は進行状況を師長か私に報告して頂戴。」
「判りました。」
「それから…月性さん…あなた何年目だっけ?そろそろ主任試験受けてみない?」
…え…。
「脳外病棟は今主任不在でしょ?だから丁度良いと思ったんだけど。」
「はい…。」
「考えておいてくれる?試験は秋か冬になるから。頑張ってね頼りにしてるわ。」