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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第6章 挿話 三

「んで? 三人目はどーだったよ?」

 翌日の日曜日の夜。またもや圭介と一緒にいた。今日は近所の中華料理屋だ。なんだか出会い系で遊んだ翌日は、圭介と会って報告するのが恒例行事になっていて、ぶっちゃけるとなんか嫌だ。

「どうって、別に、フツー」
「普通!? そんなつまんねえ報告聞くために飯奢るの? 俺。意味わかんねぇんだけど」
「知らんわっ。そもそも毎回毎回なんで報告しなきゃなんないの、あっちの事情を乙女に聞くなんて、サイテーよおおおっ」

 サイテーよ、は出来うる限りのぶりっ子で。途端に圭介からの視線は死にかけのゴキブリでも見るような目に変わった。

「……その目はさすがに凹むから」
「じゃあ話せって」

 何その交換条件。
 今日は二人ともビールを頼んだ。適当な中華料理を何品か注文し、それをつまみにちびちびと飲み始めたところだった。

「別に。あっちが夜バイトだっていうから、昼一緒に食べて、ホテルに直行。三時間も居なかったんじゃないかなあ。すぐに彼んちの最寄りのコンビニまで送り届けておしまい」
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