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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第2章 挿話

 圭介も甘いのはあまり得意じゃない。その証拠に、あたしが勝手に押し付けたカルーアミルクはほとんど減っていなかった。

「さぁて、そろそろ帰るかなー」
「あ、もうそんな時間?」
「うん、日付変わるよ」

 あたしは立ち上がった。
 圭介もカルーアミルクを半分ほど一気飲みしたところでギブ。
 会計は彼がしてくれた。あたしより給料いいし、どうせ遊んでる女にもいろいろ貢がれてんだろなーと思ったから、素直に奢られることにする。

「じゃーな」
「うん、ごちでした! 今日はありがと、また飲もーねっ」
「おう。あ、避妊はしろよー」
「はーい」

 居酒屋を出て、圭介と別れる。家はお互いに近いけど、方向は逆だ。
 少し、酔ってるな。
 そんなことを思いながら、帰路についた。
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