この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ドラスティックな恋をして
第11章 潮時・・
私のため・・
小さく依子は呟いた。

目を合わせると昌宏はにっこりと笑った。
嫌味の無い、穏やかな目元だった。

「さあ、もういったほうがいい。御主人に駅まで迎えに来てもらいなね、
 そのほうがオレも安心だから」

そっと依子の背中を押し、ドアの前で昌宏は依子の体をゆっくりと引き寄せた。

「おやすみ、気をつけてね」

「おやすみなさい・・」


静まりかえった廊下に、ドアが閉まる音が響く。
そのドアを振り返らずに、依子は歩き出す。

もしかしたら、これが最後なのかもしれない、そう思ったらよけいに、
振り返ることはできなかった。




/127ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ