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ドラスティックな恋をして
第11章 潮時・・


駅に着いてから、迎えに来てほしいと悟志に電話をした。
家からここまで、歩いてきたら15分くらい。
その間に、売店で缶ビールを買い、駅につながるショッピングモールの
ベンチに腰掛けプルタブを開けた。

悟志が来るまでに、少し酔っておきたかった。
そうすればさっきまでの動揺が多少なりともごまかせるのではないかと
浅はかな考えから思いついたのだ。
もし急に涙が出ても、もしも言葉に詰まっても、
すべて酔いのせいにしてしまえばいい・・


街の灯りで星の存在がわからない、黒いような青いような夜空を見上げては、
ビールを口に含んだ。
時計を見て、そろそろ悟志がやって来る時間だと確認すると
残りのビールを一気に飲みほし、すぐにゴミ箱に缶を捨てた。

もう一度ベンチに座ろうとした時、悟志の姿が見えた。
依子は大きく深呼吸をしてから悟志のもとに歩み寄った。

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