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後輩くんの挑戦状 ~僕に惚れてもらいます~
第18章 独占欲

ここまで、ずっと私たちの目は合ったままだ。

私がそらさないから…葉川くんもそらさない。

そのまま私を見つめながら、むき出しの脚に手を添えてさらに開いた。


ズキ..


「…っ」


葉川くんの手は、軽めに添えられただけなのに…

ふくらはぎに痛みが走って私の口元が歪む。

間が悪いことよね。


「……!……どうしましたか」

「なんでも…ないわ」


しかも、じっと互いに見合っているから彼は私の異変にすぐに気付いた。


「…フフ」

「…っ…ば…、馬鹿にしてる?」

「まさか」


裸を見られるのは平気でも、こういうことになると恥ずかしいのが…私という女。

彼に笑われたことで赤くなった顔。

…誤魔化せない。


「馬鹿になんてしていませんが……ただ、僕にはさっきあれほど説教しておいて、先輩だって十分に無理をしていたということですよね?」

「し…、してない」

「本当ですか?」

「…ぅッ」


パンパンになっているふくらはぎが葉川くんの親指に圧されて、ズキンと痛みを訴えるのだ。


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