この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
後輩くんの挑戦状 ~僕に惚れてもらいます~
第20章 貴女が涙を流すなら

だから事務所に引き返そう。

そう結論付けたのはすぐだった。

自分のデスクの引き出しに折り畳み傘を入れていた筈だから、取りに戻ることにする。


そうこうしている内に雨脚( アマアシ )は益々激しくなり──

足の運びも速くなった。


“ こういう時に限っては、ヒール靴はいてるのを後悔するわね ”


私は転げないように気を付けた。








「ハァ…ハァ…、夏の雨は嫌い…」



そして数分後、事務所の階段を駆け上がって中に入った私。

湿気のせいで、濡れた服の感触が余計に不快。

前髪をかき上げながら入った室内で鞄を肩から下ろした。


/414ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ