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第22章 後書き

考えた結果、たどり着いたのが今作のヒロイン、季里さんのキャラクターです。

わたしの作品史上、年齢もろもろ最も大人なヒロインでした。

仕事に打ち込むキャリアウーマン。

格好いいことはもちろんですが、女性的であることも忘れずに描きたいと思いました。

物語の中でイケメンの猛アプローチにさらされ続けたわけですが…、決して流されない、自分をしっかり持ったヒロインになってくれました。



…で、猛アプローチ担当のイケメン、葉川くん。

物語の舞台は職場なので、あくまで後輩らしくを念頭に粘り強く頑張ってもらいました(笑)

季里さん全然なびかないから…苦労したよね、葉川くん。

わたしとしては年下の殿方自体が珍しいのですが、たまーに見せる年下らしい余裕のなさが、作者的キュンポイントでした。ホント、たまーにでしたけど。