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第6章 人妻

「お疲れ様でした。それではこれを元に検査をしますので、また後でご連絡いたします。」

「あぁ、わかったよ…」

「それでは部屋に戻って検査を致しますので、お先に失礼致します。」

そう言うと、呆然としているクロードさんを置いて応接間を退出した。






部屋に戻るとしばらくしてリリィが入ってくる。

「シェン様お疲れ様です。お早かったんですね。」

「お帰りなさいリリィ。まあ、勢いで何がなんだかわからないうちに帰ってきたよ。」

「ふふふっ。奥様の映像をお見せになったのですか？」

「えぇ。お陰様で早かったですよ。妻が女性にイかされている所なんてまず見れませんからねぇ。」

「奥様も相当溜まっているとみえてとても早かったですね。」

まあ、それは仕方ないだろう。女盛りを３ヶ月放置は中々に厳しいものがある。

「そうですね。さて、検査に入りましょうか。」

「はい。」

リリィとシャーレや試験管に二人の体液をいれ、色々な検査を行う。
暫くすると、衝撃的な事実が判明した。


「ふむ。これは困りましたねえ。」

「こんな事って…可哀想すぎます…」

「……まずはお二人には偽の事実を伝えます。
方法が無いわけではないので、あとはナターシャさんに決めてもらいましょう。」