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第1章 幼なじみ

それから放課後。

帰るのも将ちゃんと一緒。


「ねぇ、将ちゃん」

「なに？」

「将ちゃんは私のことどう思ってる？」

「え… 、瑞希は？」

「ん〜、とっても大切な幼なじみ！」

「…そっか。僕もだよ？」

「ほんと？やった〜！！」

「幼なじみ、うれしい？」

「うん、嬉しいよ！！将ちゃんは嬉しくない？」

「僕も嬉しい」

「じゃあ同じだね」


杏美は勘違いしてたんだね。

明日、教えてあげなきゃね〜！