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君はオオカミ
第2章 それぞれの告白

「返事はまだもらってねーの」

「なんで」

「だって瑞希ちゃん、俺のこと知らねぇみたいだったし」

「まじかよ!お前のこと知らないとか天然記念物かよ!」


俺は自分で言うのもなんだけど

くっそモテるからな。

勉強も出来るしスポーツもできるし

顔も良く、身長も180ちょいはあるし。


「ま、絶対好きになってもらうけどな」

「頑張れよ、イケメン君」

「あぁ」


なんせ、初めて本気になったんだから。
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