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祐子の欲望
第5章 こはるの奮闘
こはるは客との待ち合わせの場所にいる
顔写真は送ったが、客のは嫌と言われたらそれまでで、強くは言えなかった
相手を信じるしかない
書き置きで祐子に、行く場所だけは残してきた
こはるも危険を考えてホムペを立ち上げた

待ち合わせ時間より少し早く、こはるに駆け寄ってくる少女がいた

「今日は。こはるさんですか?」

「メールくれた、早紀さん?」

「よかった~、会えて」

「あの……、メールでは24才って、書いてあったけど、実際はいくつなの?」

「18です……ごめんなさい」

「どうしてさばを読むの? それも年上に」

「だって、18だと相手にされないと思って…」

「そうなの…。でも大丈夫だよ」

「よかった~」

「じゃ~、ホテルに行きましょうか?」

「予約してないですよ」

「私の知ってるホテルだから、安心して」

「はい」
早紀はこはるの一歩後ろを着いてきている
こはるから早紀の腕を組んで歩いた

「女の人に腕を組まれた事がないので、何か恥ずかしいですね」

「それじゃ~、外そうか?」

「このままでいいです。微妙にこはるさんの胸が当たるんです」

「知ってるよ」
こはるは歩きながら、早紀の頬にキスをした

「……」
早紀は照れて俯いた

「早紀さんって、男性経験は?」

「あります」

「何人くらい?」

「2人です…」

「そうなんだね。どうして女性としたくなったの?」

「友達にレズの子がいて、色々話してると、私も興味が湧いてきて…」

「ありかと。嬉しいよ」

「こはるさんはどつしてレズに?」

「私は、熱烈なラブコールを貰ったの。それまでは全く興味がなくて、私とは関係のない世界の話だと思ってた」

「実際、気持ちいいんですか?」

「それは、これから早紀さんに味わって貰うよ」

「……」

「恥ずかしくなった?」

「はい……」
ホテルに着いて部屋のドアを閉めて、こはるは二人の荷物を床に置いて
躰を屈めて、早紀のスカートの中に頭を入れた
足を開かせ股間に口を近づけ、息を吹きかけた
早紀の足がガクッと震えた
こはるは強弱をつけて何度も吹き付ける
鼻先をクリトリスに当てながら匂いを嗅いだ

「いやらしい匂いが充満してるわよ。おしっこの匂いもするね」

「言わないで……」

「恥ずかしいの?」
早紀が頷くと

「可愛いね」
こはるはスカートから頭を出した
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