この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第48章 束の間の
「あの時とは違う。全然違う。だって私達、もう友達じゃない。友達ならまだ良かった。…でも今は…。だから、急に、不安になっちゃって」
だから、改めて知りたい。
-本当に、私が隣りでいい?
-本当に、私でいい?
カフェテリアでは一度片付いたはずの思いが、再び頭をもたげる。
昨日までは『友達』で済んだ事も。
今日からは『友達』じゃないから、それを理由に言い訳はもう、出来ない。
選んでもらった想いに、報いなければ-思う。
散々待ってもらい、ようやく彼のものになった自分。
道行く人達が、羨ましいと振り返るに値する女-?
「華夜でいいから、今こうしてここにいる。良くないなら、今こうしていない」
街路樹を彩る黄金の粒に敢(あ)えて気をやり、陸は押し寄せる感情の波を、どうにかやり過ごそうとする。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ