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蕩けるようなキスをして
第48章 束の間の
「ホテルの話なんか、これっぽっちもしてない」
「なっ…!?」
陸に言い切られ。
華夜子の全身が、怒りに震える。
「紛らわしい言い方してこないでよっ」
「勝手に勘違いしたの、華夜じゃん」
しれっと、言われ。
「もー、知らないっ」
怒り心頭で、LEDの灯る木々を睨むように見遣る。
さっきまではあんなに綺麗だと、感動すらしていたのに。
今はその煌びやかさが眩し過ぎて、なんだかむかむかしてきてしまう。
どこに行くかだなんて。
イヴの日の約束をしてからずっと、楽しみだったのに。
楽しみに、考えていたのに。
とっても楽しみにしていた純粋な心を、弄ばれた気がして。
「なっ…!?」
陸に言い切られ。
華夜子の全身が、怒りに震える。
「紛らわしい言い方してこないでよっ」
「勝手に勘違いしたの、華夜じゃん」
しれっと、言われ。
「もー、知らないっ」
怒り心頭で、LEDの灯る木々を睨むように見遣る。
さっきまではあんなに綺麗だと、感動すらしていたのに。
今はその煌びやかさが眩し過ぎて、なんだかむかむかしてきてしまう。
どこに行くかだなんて。
イヴの日の約束をしてからずっと、楽しみだったのに。
楽しみに、考えていたのに。
とっても楽しみにしていた純粋な心を、弄ばれた気がして。

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