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蕩けるようなキスをして
第51章 TtoK
今日繋いだ手に、衝撃が走った。
雪降る寒い日、手袋をしているのはなんの違和感もなかった。
違和感があったのは、手袋を介して伝わる、何かの感触。
硬いものが、確かに触れた。
初めはなんなのか分からなかった。
薬指に嵌められたものの正体に、ようやく気付いたのは、暫く経ってからだった。
どうしてこれが今日、彼女の指に収まっているのか。
自分じゃない。
自分は彼女に贈る事を拒否されていたから。
自分からじゃないものを、なんでしているの?
自分が気付かなかっただけで、実は今までもしてきた事があったのだろうか。
真っ黒に塗り潰された醜い心が、暴れ回る。
すぐにでも問い詰めたかった。
どうして、華夜?
どうして-…。
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