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蕩けるようなキスをして
第53章 留以
今の陸には最早、何もかもが信じられない。
それどころか、余計に気分が暗く沈んでしまう。
けれど。
留以も引き下がらない。
「そういう事じゃなく。ほんとに違う」
「…」
「華夜子は櫻葉君の事好きだよ。それだけは言える」
「…どうかな」
「好きだって。それは信じてあげてよ。櫻葉君が信じてくれなかったら、華夜子はどうすればいいの?またちょっと前のように、毎日悩んだり、泣いたりして…そうやって、暮らしていけばいいって事?」
「そんな事、思ってねーよ。思う訳ねーだろ。華夜を苦しめたいなんて、これっぽっちも思ってなんかない」
つい、語気が荒くなる。
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