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蕩けるようなキスをして
第54章 待ち合わせ
今夜は十二時まで、ここにいよう-そう思って、バイトを終えたその足でやって来た。
イヴの夜が終わるぎりぎりの時間まで、待っていようと。
ただの自己満足だった。
都合のいい方に解釈していた。
先に『行かない』と告げたようなものなのに、それでも待ってるだなんて。
ひょっとしたら。
もしかしたら。
自分と同じような気持ちで、彼女がここへ来てくれるんじゃないかって。
俺に、逢いたいんじゃないかって。
俺に、逢いに来てくれるんじゃないかって-…。
どんな思考の持ち主なのかと、呆れて嗤ってしまう。
あんな最悪な別れ方をしたままで。
あんな酷い事をされたままで。
そんな相手に逢いたい?
それでも逢いたい?
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