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蕩けるようなキスをして
第59章 蕩ける夜
好きだから、その時を大事にしたかった。
好きだから、その時を焦らずに待とうと思った。
好きだから、いつも最後の最後で、自分にブレーキをかけてこれた。
そして、今夜。
今夜ならと思った。
今夜なら、彼女も許してくれる-そう、思った。
嫌がられてはいなかったと思う。
いくらこの自分だって、本気で嫌がってるかどうかぐらい分かる。
そして、本気で嫌がる女をどうこうしようなんて-全く思ってはいない。
確かに話があるとは言っていた。
でも、それは、彼に関する事だと思っていたから。
だから、今夜だけは許して欲しいと、敢えて聞く耳を持たなかった。
今から思えば。
勿論彼の話もあっただろうけど。
この事も、含まれていたのだろう。
ちゃんと、聞いてあげるべきだった-。
好きだから、その時を焦らずに待とうと思った。
好きだから、いつも最後の最後で、自分にブレーキをかけてこれた。
そして、今夜。
今夜ならと思った。
今夜なら、彼女も許してくれる-そう、思った。
嫌がられてはいなかったと思う。
いくらこの自分だって、本気で嫌がってるかどうかぐらい分かる。
そして、本気で嫌がる女をどうこうしようなんて-全く思ってはいない。
確かに話があるとは言っていた。
でも、それは、彼に関する事だと思っていたから。
だから、今夜だけは許して欲しいと、敢えて聞く耳を持たなかった。
今から思えば。
勿論彼の話もあっただろうけど。
この事も、含まれていたのだろう。
ちゃんと、聞いてあげるべきだった-。

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