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蕩けるようなキスをして
第61章 恋と憧れ
「…御堂です。御堂…華夜子です」
消え入りそうな声で呟けば、先生は笑みを重ねた。
「御堂さん、拾ってくれてありがとう。…それと、いつも熱心に講義も聞いてくれて、こっちもありがとうかな」
「…!」
心臓が、止まるかと思った。
いつも-私に、気付いてくれていたの?
慌てて視線を逸らし、首を振った。
「そんな事…ないです」
ひとこと。
呟くのが、やっとだった。
ほんと私、どうしちゃったの?
差し出したボールペンを受け取ろうと、先生が手を伸ばしてくる。
その弾み、僅かに触れる互いの手と手。
焼けるように熱くなる、頬。
電流に打たれたかのように震える、指先。
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