この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第12章 乃愛
頭悪くなんか、全然、なかった。
「本気じゃないなら。遊びだって割り切れるなら。それならいいけどさ。そうじゃないなら多分華夜子が傷付くから、まあ、気を付けてねって話。ほんと、私が言うのもなんだけどさ」
言って、乃愛は立ち上がった。
「休み明け、北海道旅行の話、聞かせてよ。楽しみにしてる」
「うん。お土産買って来るよ」
華夜子の言葉に、乃愛は激しく反応した。
「え、マジで?」
「マジで」
ちょー楽しみなんだけど-わくわくしつつ、乃愛は、思い出す。
「そういえば櫻葉陸、さっき見かけたよ」
「え?」
華夜子は乃愛を見た。
「ここに来る途中、中庭で。この暑いのにベンチに一人で腰掛けてるから、何やってるんだろうって。声かけたら、人を待ってるって」
「本気じゃないなら。遊びだって割り切れるなら。それならいいけどさ。そうじゃないなら多分華夜子が傷付くから、まあ、気を付けてねって話。ほんと、私が言うのもなんだけどさ」
言って、乃愛は立ち上がった。
「休み明け、北海道旅行の話、聞かせてよ。楽しみにしてる」
「うん。お土産買って来るよ」
華夜子の言葉に、乃愛は激しく反応した。
「え、マジで?」
「マジで」
ちょー楽しみなんだけど-わくわくしつつ、乃愛は、思い出す。
「そういえば櫻葉陸、さっき見かけたよ」
「え?」
華夜子は乃愛を見た。
「ここに来る途中、中庭で。この暑いのにベンチに一人で腰掛けてるから、何やってるんだろうって。声かけたら、人を待ってるって」

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


