この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第67章 彼だけ
「まあ、毎日にラインしてたし、わざわざ訊くまでもないだろうけど。でも実際こうして顔を合わせるのとじゃ、全然違うよな。ほんとに元気だったんだなって、嬉しい」
陸に話を振られ、華夜子は再び笑った。
どことなくぎこちない受け答えに、陸は何かを言い掛けたが、とりあえずこの場は黙っておく。
そして、今度は斜め前に座る留以に、陸は話し掛ける。
「ルイさんも久し振り。…この間は、色々ごめんね」
この間の意味するところを留以はすぐさま解し、首を振った。
「全然。仲直り出来たみたいで良かった」
「うん。お騒がせしました」
陸の言葉に、留以は弾けるように笑った。
最後にようやく乃愛に向き直り、陸は告げた。
「…って事で、俺と華夜、喧嘩なんかしてないから。この間華夜を泣かせてしまった事も、ちゃんと謝って許してもらったし。だから今日はもう怒鳴ってくんなよ」
先手を打ち、陸ははっきりと言い放つ。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ