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蕩けるようなキスをして
第67章 彼だけ
「…それもあるけれど」
「他もある訳だ?」
「…今まで通りでいてくれるかなって」
「…」
「去年。あんな事言ったままで別れたきりだったから。今日また、変わらない陸でいてくれるかなって、不安だった」
相当な衝撃を、彼に与えたに違いなかった。
喋る前から、分かっていた。
それでも、伝えようと決意した。
伝えたことですっきり-とは、いかない。
それはまた、彼も同じ事で。
折角の楽しいはずの年末年始を、自分のせいで台無しにしたくなかった。
言い足りなかった事は、ラインや電話で。
彼はこちらが拍子抜けするくらい、今回もその事実も受け入れてくれた。
文字や声の調子で判断するしかなかったけれど、受け止めてくれていた。
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