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蕩けるようなキスをして
第13章 送信
このまま、こない。
きっと、こない-…。
陸は気持ちを経ち切る如く、乱暴に、ジーンズのポケットにアイフォンを入れた。
勢いよく、立ち上がる。
空気を含み、舞う、栗色の髪。
揺れる、ピアス。
悪戯な何かを仕掛けてきそうな、茶色の、瞳。
乾いた唇を赤い舌先で一舐めし、色気漂う微笑を彼女に向けた。
「またね、華夜子」
-また、二カ月後に。
今度逢う時は、季節は秋に変わってる。
何かを言いたげにも見えた彼女を、ひとり、中庭に残し、陸は立ち去る。
天高く昇った太陽の眩しさを、片手で遮りながら-。





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