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蕩けるようなキスをして
第18章 会いたい
ほんのたまたまあげた、卵焼き。
いつも通りに、なんの隠し味もない、それ。
なんでそんなに褒めてくれるの。
なんでそんなに美味しいって食べてくれるの。
大袈裟だよ。
大袈裟過ぎる。
内心は、嬉しくて嬉しくて、仕方がなかった。
呼び捨てなんて許せなかったのに。
いつしかそれで構わなくなった。
寧ろ、呼んで欲しかった。
『華夜子』
名を呼ばれる度に、湧き上がる、不思議な感情。
この想いはなんなの?
ずっと、ずっと、分からなかった。
否、分からない振りをしていた。
いつも通りに、なんの隠し味もない、それ。
なんでそんなに褒めてくれるの。
なんでそんなに美味しいって食べてくれるの。
大袈裟だよ。
大袈裟過ぎる。
内心は、嬉しくて嬉しくて、仕方がなかった。
呼び捨てなんて許せなかったのに。
いつしかそれで構わなくなった。
寧ろ、呼んで欲しかった。
『華夜子』
名を呼ばれる度に、湧き上がる、不思議な感情。
この想いはなんなの?
ずっと、ずっと、分からなかった。
否、分からない振りをしていた。

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