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蕩けるようなキスをして
第19章 一カ月ぶりの
その際、僅かに上がる、顔。
何気に辺りに視線をやって-繋がる、双眸。
小さく息を呑む音が、確かに耳元で聞こえた。
それ程、明らかに、彼は驚いていた。
開いた茶色の瞳孔も、それを物語っている。
やがて、無意識の内に、陸の唇が動いた。
声にならない声で紡いだのは-彼女の、名。
『華夜子』と。





図書館を後にし、ふたりで残暑の外気に晒される。
うんざりするような暑さに、陸は思わず、呟いた。
「あっつ…」
涼をとる目的もあり、今日は日差しが高くなる前から図書館にいた。
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