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蕩けるようなキスをして
第19章 一カ月ぶりの
陸は口にせずにいられなかった。
「華夜子に逢えて、俺、すげー嬉しいよ」
その甘く整った顔を、更に、蕩けそうに崩し、陸は言った。
彼の甘い甘い笑顔が、華夜子の胸のわだかまりを溶かし始める。
「…怒ってないの?」
睫を伏せ、恐る恐る問い掛ければ、陸はあっさりと返した。
「怒る?何を?」
「…メールの返事、今日までずっと送らなかった」
「困らせるようなメールを送ったのは俺だから。多分、華夜子は凄く困るだろうなって分かっていながら、それでも送ったのは俺だから。返事がこないのを承知で、送ったのは俺だから」
だから。
怒るなんて。
ただ、願った。
願ってしまっていた。
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