この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第19章 一カ月ぶりの
華夜子-最大級の勇気で、陸は彼女を欲した。
彼女を誘いたい。
もう一度だけ。
メールなんかじゃなく、男らしく、面と向かって。
だめならだめと、はっきり言ってもらって構わない。
だめなのかだめじゃないのか、はっきり返事を貰えていないから、結局馬鹿みたいにいつまでも期待して。
ほんの小さな希望しかないのは変わらないのに。
それにいつまでも縋ってる、ちっちゃい男のままではいられない。
だめなら、諦める。
今度こそ、諦める。
きっぱりと、諦める。
だから。
「華夜子」
再度、彼女の名を。
彼女を誘いたい。
もう一度だけ。
メールなんかじゃなく、男らしく、面と向かって。
だめならだめと、はっきり言ってもらって構わない。
だめなのかだめじゃないのか、はっきり返事を貰えていないから、結局馬鹿みたいにいつまでも期待して。
ほんの小さな希望しかないのは変わらないのに。
それにいつまでも縋ってる、ちっちゃい男のままではいられない。
だめなら、諦める。
今度こそ、諦める。
きっぱりと、諦める。
だから。
「華夜子」
再度、彼女の名を。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


