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蕩けるようなキスをして
第21章 そういう目
ずっと遠くの正門を見遣り、陸は口を結んだ。
最後くらいかっこ良く去りたかったのに、どうして自分はこうなのか。
言わなくてもいい事ばかり口にし、彼女を傷付け。
極めつけはこの上なく情けない、ひとこと。
勝手に惹かれたくせに。
勝手に好きになったくせに。
『これ以上好きにさせるな』だなんて。
その気の強さに。
その瞳の激しさに。
その正論を紡ぐきつい唇に。
その艶やかな栗色の髪に。
その香しい匂いに。
その神秘的な雰囲気に。
その白くか細い手が作る、極上の卵焼きに。
頼まれてもいないのに、のめり込むように夢中になっていったのは、俺だ-…。
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