この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第22章 今はいない彼
「…私、行きたい。陸と一緒に」
繰り返される、甘美な、言葉。
恐る恐る-しかし、確かな自らの意志で、華夜子は彼に告げた。

『陸と一緒に』

「…二度も誘うなよ」
呟くのが、やっとだった。
もう、泣きそうだった。
「一緒に行く相手は他にいるだろ。誘う男を思いきり、間違えてる」
間違えようがない。
なのに。
間違えるなんて。
なんでよりによって自分と?
今の陸にとって、残酷以外何者でもなかった。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ