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蕩けるようなキスをして
第24章 誰のことも
いつもよりもかなりゆっくりの速度を持続したまま。
ともすれば、気を抜けばいつの間にかスピードが上がっていたりする為、油断は出来ない。
繋いだ手を握り直し、陸は彼女の表情を伺う。
夏休み前とおんなじ、横顔。
強い意思を秘めた、瞳。
長い、睫。
思わず見惚れてしまう、艶やかな長い髪。
薄いピンク色の、唇-。
目線がどうしても釘付けになってしまうのは、仕方ない。
触れたりはしないから、盗み見するくらいは許して-本当は、許可さえあればすぐさま、自らのそれを重ねたいくらい魅力的だけれども。
つい、誘い込まれるようにその口唇を見詰めていると、突如として、彼女がこちらに顔を向けた。
鼓動が、一気に跳ね上がる。
疾しい想像をしていただけに、余計にどぎまぎしてしまう。
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