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蕩けるようなキスをして
第28章 ライン
どんなにか優しい眼差しで、文字を打ってくれたのだろう-今は近くにはいないけど、はっきり分かる。
ついさっきまで、ずっと。
ずっと、私の手を包んでくれていた指で。
その指で、一文字、一文字、どんな表情で。
どんな幸せな表情で、私に返事をくれたの?
まるで隣りにいる彼を、実際見ているかのように。
まざまざと、想像出来る。
楽しませてもらったのは、私の方。
私、とっても楽しかった。
まさか予想もしてなかった、プレゼントまで。
こうなるとラインじゃなく、ちゃんと直接お礼を言えれば良かったな-後悔が押し寄せる。
今日、どんなに楽しく。
今日、どんなに嬉しい事の連続で。
今日、どんなに胸が高鳴って。
今日、どんなにその繋いだ手に安心しきっていたか。
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