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蕩けるようなキスをして
第29章 嫉妬
彼にだけ気を取られ、今まで気付かなかったが、どうやら隣りに誰かがいて、何か会話をしているようだった。
誰-?
この位置からは、他の待ち合わせの人達に隠れて見えない。
いい予感はしない。
きっと、見ない方が、いい。
分かっているのに。
自分の立ち位置を僅かにずらす。
当然のように。
自分自身が警告したように。
瞬時に。
小さな見えぬ針が、心臓を攻撃し始める。
腕も太股も思いきり露わにした、一人の女の人がいた。
大きくカールした、胸元までのこげ茶色の髪。
遠くからでも分かる、濡れて光る真っ赤な口元。
口紅とお揃いの色が、長い爪にも塗られている。
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