この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第3章 中庭
と、なれば、その彼といる人間にも必然的に関心が向く訳で-。
華夜子は、陸の言葉の意味をなんとなく、理解し始める。
ここに着いてからの彼の歩き方も、密かにおかしいと感じていた。
こっちにいたと思ったら、今度はあっち-わざと人がいる方向目指して、わざと見せつけるように、ふらふらと歩いているのが気になっていた。
その疑問も正しかったって事で。
その憎らしいくらいにかっこいい横顔が、本気で憎たらしくなってくる。
不意に、陸がこちらに顔を向けた。
「膝蹴りしたからお仕置き」
彼女の耳元で甘ったるく囁き、勝ち誇ったように、陸は笑った。
華夜子の身体は瞬時に熱を帯びる。
「何がお仕置きよ、馬鹿っ!」
力づくで、彼の手を振り解く。
「元はと言えば、襲ってきたあんたが、100%悪いんでしょーがっ。私はただ、自分の身を守っただけ。正当防衛!蹴り上げられるような事する方が悪い!」
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ