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蕩けるようなキスをして
第36章 待ち伏せ
スマホに気をとられてる彼が、画面から顔を上げる気配はない。
このまま、通り過ぎられるかも-淡い期待を抱く。
けれど。
ちょうど、彼を横切る直前、
「-シカト?」
短く鋭い一言が、容赦なく刺さってきた。
俯き、スマートフォンを見たままの姿勢で、陸は訊いてくる。
やっぱり、無理があった。
明らかに待ち伏せをしていただろう彼が、やっと姿を見せた自分を、見逃してくれるはずなどなかった。
華夜子は覚悟を決め、歩みを止める。
お腹が、緊張で締め付けられる。
従うように、両隣りの留以と乃愛もその場に佇む事となる。
留以は親友の張り詰めた横顔と、壁にもたれる陸の不機嫌そうな顔を交互に眺め、不安に表情を曇らせる。
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