この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第6章 好きな女
陸は彼女を求めた。
「手は…まだ、離してくれない?」
彼の問いに、華夜子は声を荒げた。
「離して欲しいなら…!」
-私にお願いして。
さっき、そう、言ったはず。
華夜子の叫びを遮るように、陸は告げた。
「華夜子が離したくないのなら、俺はこのままでもいいけれど。…ただ、華夜子が疲れてきてるんじゃないかと思って」
図星を指され、彼女は言葉に詰まる。
良かったのは最初の内だけ。
継続して同程度の力を加え続ける事など不可能だった。
実際、今となっては大した力も入らず、ただ手を繋いでいるだけの状態だった。
互いの手と手は暑さや痛みで汗ばみ、次第に痺れもきていた。
本当は、離したい。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ