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朽ちぬ華
第4章 この世は鏡が多すぎて
 この世の中には

 私が多すぎて

 逃げ出したくなる

 今日も私が生まれ

 今日も私が消える

 鏡のような他人は

 私を飽きずに映す

 その醜さに

 嫌になる

 ご覧なさい

 眼を背けると

 道化師が現れる

 随分今日は

 派手な格好で

 何回目のことか

 彼はゆっくり囁く

 貴方がいるでしょう?

 ええ

 確かに私が

 道化師は満足そうに

 真っ赤な手袋に包まれた

 両手を伸ばし

 私の首を絞めた

 ほら、ここにも


 貴方が
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