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犯した人妻の身体
第8章 合コン後のプレイ
 そんな手を合わせてお願いをしてくる親しくない後輩を見て、鈴木は邪悪な案を思い浮かべた。
「いいよ」
「本当ですか」
「ああっ。でも、メシをセッティングしても女があの子一人じゃどうしょうもないから、俺用の女をおまえが用意してくれよ」
「えっ!?いいですけど・・・、誰ですか」
「そうだな、人妻だけど山下香織がいいな。俺も前からあの女が気になっていたんだ。一回でいいから食事ぐらいしてみたいしな」
 目を丸くして驚く磯上を尻目に、鈴木はツラツラと続けた。
「じゃあ、そうしよう。山下香織を誘えたら教えてくれ。俺のほうは綾部をいつでもなんとでもするから」
 鈴木はそう言って磯上の肩を叩くと、「じゃあな」と背中を向けた。歩きながらその背中に困った磯上の眼差しを感じておかしくてたまらなかった。(さて、どうするのか)と。鈴木には勝算があった。綾部夕子は若いが、珍しく付き合いのいい女で食事ぐらいなら来るだろうと。それに山下香織も来るだろうと。楽しみは、磯上がその香織をどう口説いて連れてくるかだと思うと、笑いが止まらなかった。
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