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第3章 給湯室での下着没収

「・・・」
「早く前を閉めたほうがいいよ。乳首が透けてる」
　そういいながらもう片方の乳房をヤワヤワと掴み揉んだ。
「いや、もう触らないで」
　身をよじって男の手を払い、前を閉める女。男は不敵に笑いまたブラの匂いを嗅いでみせる。それからカップを重ねてたたみ、強引にズボンのポケットの中に押し込んだ。
「さっ、次は下だな」
「パンツも・・・、なの」
「そう」
　許しを請いてきた女に冷たく言い放つ。（それだけは勘弁して）とその瞳はまだ願いを訴えてきているが構わない。逆に目で（さあ）と催促する。
　諦めた香織は「ハ～ッ」とため息を一つ小さく漏らしてから、前屈みになって制服のタイトスカートの中に下から手を忍ばせていった。手繰るように手が上っていく様がスカート生地のうねりから見て取れるから、これはこれで興奮できる。女の心境としては、下着はもちろん、太腿や脚さえおよそ曝している膝下以外は見られたくないのか、そんな注意が感じられる脱ぎ方をするからなかなかうまくいかない。そのせいで窮屈に下半身がクネルので、男には余計にその様子が卑猥に見えてさらに興奮させられた。