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女子高生 姉と弟
第2章 シーン2
 一糸纏わぬ裸身の肌に雄一の肌が触れてくる。

 身体がさらにかーっと熱くなる。

 唇を柔らかいものが塞いできた。雄一の唇だ。

 夢中で吸う間に雄一の体重が次第に私にかかってくる。

 あ、太腿のところに当たっているものがある。雄一のあれだ。

 間違いない。

 触れてみたい。

 どんなふうになっているのだろう。

 弟の和也の性器は小さいとき一緒にお風呂に入っていて見知っていたけれど、あれの中身が出ているというのはどんなだろう。

 触れて、この手で握ってみたい。

 どれくらい硬いのだろう、どれほどの大きさなのだろう。

 どんな感触なのだろう。

 どきどきする感覚で、雄一のキスに答えながら、頭の中は雄一のペニスでいっぱいになっていた。

 不意に雄一は私の右手を掴んだ。

「かおり、ここにキスしてくれ。」

 そういって握った私の右手を自分の股間のペニスに宛がった。

「え?」

「ここをさ、口でしてくれよ。」
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