この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
「また おいで」
第1章 はじまり

 (さっきまでの気分がだいなし)


普段満員電車なんて乗らないから

どうしていいかわからない。


 (どこかにつかまりたい)


つり革もポールも、手の届く範囲にはない。

宙ぶらりんの立ちっぱなしの姿勢は

運動不足の足腰には辛い。

車両が揺れるたび、足がプルプルする。


 (みんな、すごいな)


さすがに慣れているせいか、がっちり地に足がついている。


  ガタンッ


軽い衝撃にふらついた私は、

思わず近くにいた人の服を掴んでしまった。


 「ごっ、ごめんなさい!!」


小さな声を出すのが精いっぱいだった。

空気も少し薄いような気がして、いろんな臭いで息苦しかった。


 (早く逃げたい・・・)


わたしは自分のバックを抱きしめた。




/29ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ