この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
「また おいで」
第8章 走り火

太ももに手がかかる。


 (いやっ! やめてっ!!)


心の中の “わたし” が 叫ぶ。

今ならまだ引き返せる。


 (それ以上は、もう。。。)


脚を閉じようと太ももに力が入る。

手にもギュっと力が入る。



 (お願い、やめないで。 もっと・・・)


疼き始めた躰が願っている。

男の手を欲しがる “わたし” もいる。


ふたりの “わたし” が

せめぎあう。


わたしの口を覆っていた暖かい優しい指が

唇をなぞりはじめる。

上から下、下から上へといやらしく動く。

心が溶けていく。。。

躰の力が抜けていく。。。


唇の指の動きに合わせるかのように、

男がスカートをまくりながら

下からそっと脚を撫で上げてくる。


   < ゾクゾクゾクッ >


 (んっ ああっ)


それだけで身震いする。


もう... 周りの視線など頭の隅にもない。

あるのは上と下の指の感覚だけ。



/29ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ