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よくある恋愛モノ 〜見えない心〜
第2章 重荷



「なぎ…さっ……もう……ンンッ!」



懸命に身を捩って快感から逃れようとする美和

だが助けを求めるように縋る相手は快感を与えている張本人だ



「……ッ」



その姿に凪は再び唾を飲む



「あっ……」



もうこれ以上は我慢出来ないと美和を寝かせ彼女の上側に移動する

そして己の猛りを彼女の十分に潤ったソコに押し付けた



「いいか……?」



ここまでしておいて、今更尋ねるなんて。



「うん……」



そう答えるしかない



「美和……!」



名前を呼びながら一気に突き入れる



「あっ! あぁ……」



まだ二回目で、この圧迫感には慣れない

お互い確かめ合うように一旦動きを止め−−−



「動くぞ」



凪が動き出した



「ンッンッンッ…」



突かれる美和の目にうっすらと涙が溜まる

痛いからではない

快楽に理性が持っていかれそうで、怖くて、恥ずかしい



「美和…美和……!」



凪は繋がるだけではまだ足りないというように彼女の名を幾度も呼んだ



「ぅ…あっ!」



言葉を発することも出来ない美和だが、呼ばれる度に激しく首を横に振る



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