この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
よくある恋愛モノ 〜見えない心〜
第7章 合わないカケラ



「待たせちゃってごめんね。急に会いたいなんて言うからびっくりしちゃった」

「会いたいとは言ってない。話があるって言ったんだ」



いつもより厳しい口調で返す凪に悠は驚きながらそっとテーブルにコーヒーを置く



「……何? どうしたの?」



きっと悪いことだと直感しながら、それでも悠は敢えて尋ねた



「……もうお前とはいられない」

「どうして?」



予想通りの答えに驚きはしなかったが、それでもショックは大きかった



「今日、美和に会った」

「……っ!?」



さすがに思ってもみなかった告白に悠は大きく目を見開く



「それって……たまたま?」

「……」

「会いに…行ったの? 何で!?」



凪はその問いには答えず、ただ静かに悠を見つめた



「……俺がいないと、そんなに不安か」

「……!!」



見透かされたようにそう言われ、悠は何も答えられなくなる



“何で今更……”



その通りだ−−−

最初は、ただ純粋に凪を救いたかった

多少の下心もなかったと言えば嘘になる

それでも−−−美和の代わりでもいいから、自分を頼ってくれたらと。



/112ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ