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支配された惑星
第7章 決断
ルミカの頭部に巻かれた包帯は痛々しかった。
リョウの顔を見た瞬間、ルミカは堰を切ったように泣き崩れ、ただ謝罪の言葉を繰り返すだけだった。

リョウはルミカを抱き止めながら、彼女に問う。
「アイリが拐われたのは何時頃だ?」

「うっ・・・たぶん、3時頃だったと思う・・・うう・・・ウチがいながら・・・、守れなかった・・・。」

3時間経っている。
他にもルミカに問い質し、拐ったブイユの特徴から犯人がブルガとブリュンであることをリョウは知った。

ブルガはブモスと違い、感情的にアイリを犯したりはしないだろう。しかし、その残忍さは恐ろしい。

やはり決行は早めでないと。


リョウはルミカの髪を撫でてやり、大丈夫だ、と彼女をまず落ち着かせた。

「アイリは必ず取り戻す。」

「・・・でも・・・、どうやって・・・。」

「エイペクスの仲間と組んでクーデターを起こすんだ。4日後、決行する。」
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