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喉姦
第4章 『嗜虐』
グバゴボォ…
ビチャビチャ…
内臓でも抉り出したような音がした。
男のまだ半立ったイチモツが、優子の喉奥から引き抜かれた音だった。
収まりきれなかった尿や、吐き出しきれなかった胃液が、一気に溢れ、その紅潮した美しい顔を汚く覆った。
気を失っているのか、死んでいるのか、優子は微動だにしない。
コンクリートの地面に伸びた毛先から、汚液の雫が落ち続けていた。

「パン!パン!」

男の張り手が、優子の頬を激しく打った。
「ゲボゴホォォ!カハッ!カハッ!ハヒーーー!カハッ!カハッ!」
哀れな女神様の、無様な目覚めである。
しばらく優子が咳き込む中
「おい、お前、いつまでそんな所で突っ立ってやがる。ちょっと来い」
男が私を呼んだ。
私は、まだ入ったばかりのドアの前で、この美しい女神様が破壊されていく姿に圧倒され、立ち尽くしていた。
あの美しい女神様を、この上なく乱雑に扱ってしまえる男に対して、私は、隊長に仕える下っ端の兵隊のような心持ちになっていた。
キビキビとした態度で応えようとする私に

「優子の股の前で座れ」

隊長の絶対命令に、私は密かにほくそ笑んでしまった。
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