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水流金魚
第5章 金魚鉢の金魚
「どうして? って花は大切な家族だから。ごめんな、また気づいてやれなく……いや、花のこと信じて待ってようなんて自己解決することで逃げてて……」

「え? 知ってたの?」

 私は顔を上げて翔ちゃんを見る。翔ちゃんの頬にも大粒の涙が伝っていた。

「知ってたよ。でも中々、行動にうつせなくて、単純に認めるのが怖かった。花がそれで幸せなら花が別れたいって俺に言ったら考えようって思ってた」

「ごめんなさい」

 翔ちゃんは首を振る。

「だけどさ、俺も辛くなって我慢できなくなった。美羽さんに協力してもらって咲ちゃんとやらに会ったんだ」

「え?」
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