この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
隷属の首輪 (革命軍編)
第4章 夢と現実の狭間で揺れ動く心
 目を開けると、壁や天井に反射する陽光の輝きが見えたのよ。

 そこで私は、天蓋下に納まった巨大な寝台《ベッド》に寝ていることに気がつきました。

 当初、意識がはっきりしなかったけどぉ、微かに、鼻を擽《くすぐ》る甘い芳香《ほうこう》に目覚めを促され、ゆっくり身を起こし、首輪に触れてみる。

 長い時間……夢を見ていた気がします。
 それはとても苦しくて辛い夢でした。

 そんな悪夢から私を救ってくださったのが、アリーク様とヘルム様よ。
 お二人にはとても感謝していますわ。

 そして可憐な真紅のネグリジェを纏った身体を、ゆっくりと伸びをしてから、辺りを見渡すと、花瓶を掲げた妖精の大理石の彫像が、寝台《ベッド》脇のエンドテーブルに置かれていました。
 それだけにとどまらず、毛足の長い絨毯、白い家具、壁に掛かった金縁の鏡、凝った造りの置時計。

 その部屋は超一流の物で彩られていたのよ。豪華絢爛とはまさにこのことね。

 アリーク様と結ばれた私は、確か? ここに引っ越してきたのよ。
 
 今日から新婚生活がスタートですわ。つもりここは私達の愛の巣ということね……ウフフ。

「ミクリア、目を覚ましたんだな」

 優しげな蒼い瞳に見つめられ

「あっ! アリーク様。おはようございますぅ」
「おはようミクリア、俺の愛する妻よ」

 爽やかな笑顔を浮かべる銀髪の青年に向かって、満面の笑みを浮かべて

「私も愛しているわ、アリーク様ぁ~。……ちゅっ、んっっ、んふぅ……はあぁ……なんだか今日のキスは……すんごく……キモチいいですわ……んっ、んんぅ……これだけでもう、私……イっちゃいそう……です……ああぁ……」
/268ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ